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お母さんの愛情

春と秋は仔犬、仔猫が生まれる時期でもありますが、また、捨てられる季節でもあります。「不妊手術をせずにいたら、いつの間にか仔犬が生まれていた」「野良猫が庭で子供を生んでいた」など理由は様々ですが、結局手に負えなくなって捨てられてしまうのです。

2000年5月に3匹の仔猫を保護しました。まだ臍の緒が付いた状態で、段ボール箱に入れて捨てられていました。彼らに、クレオ、ローラ、カシーという名前をつけ、皆で協力して世話をすることになりました。


生まれたばかりの仔猫は、まだ目も耳も開いておらず、兄妹で寄り添って、這いながらイモ虫のように動いているだけです。自分で餌を食べることもできないので、3時間ごとにミルク温めて哺乳瓶で1匹ずつ与えなくてはいけません。また、排便も自分の力ではできないので、濡れたティッシュでお尻を刺激して、排便を促してあげなければいけません。3~5時間ごとですので、もちろん夜中も起きて世話をします。これが2、3週間も続くのです。

幸い彼らは3匹ともすくすくと元気に育ちました。今は、それぞれ新しい飼い主さんの元で暮らしています。

仔犬、仔猫たちを育てていていつも思うことなのですが、これだけの大変な仕事をお母さん犬(猫)がひとりでやっているのです。お母さんはすごい!


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